疲れを感じて鏡を見ると、おでこにシワが出てショックを受けた…なんて経験はありませんか。気を抜いているときに鏡を見るとそれまで意識していなかったシワの存在に気付いたりすることがありますが、おでこにできる小じわはそれだけで老けて見られる原因に。
欧米人に比べて眉を上げる表情が多くない日本人でもどうしても加齢によっておでこに横小じわが太く何本かできてくるものです。おでこにできてしまった細かいシワをそのまま放置しておくと、徐々に表情筋の動きに沿って深いしわに変化していきます。
ほうれい線と同じくらいの深さでクッキリとしたシワができやすいおでこは会話の時にもすぐに目につきますし、深く長くなることが多いので、シワができていることに気づいたら早めにスキンケアで悪化するのを食い止めましょう。
おでこのしわの原因には、年齢によって瞼がだんだんとたるんでくることによって起こる場合や、肌が極度に乾燥することによって起こりやすくなるなどがあります。
おでこにしわができてしまうと、顔全体の印象にも大きく影響を与えてくるので早めに改善していきたいものです。この額のシワをできないように、また悪化しないようにすることも心がけないといけません。
おでこのシワを作る仕草とは
普段から眉毛を上にあげるという仕草は、おでこにしわを作ってしまう仕草になります。これが一瞬の表情として出るのは表情が豊かなだけですから問題ないですが、もしもクセとしてそういう顔をすることが多いなら、おでこのシワ対策としては早急に改善するようにしていったほうがいいでしょう。
顔をしかめたりするのも、おでこにしわを作ってしまう原因の1つとなってしまいますので注意が必要です。眉の周辺が力んでしまうとおでこの横シワだけでなく、眉間の間から上に向かって縦にシワが伸びてしまうのでその仕草も止めるようにしましょう。
顔のしわの原因になる紫外線も肌の老化を促進して、おでこのシワにも影響するので日焼け止めを塗るなど紫外線対策も、しっかりとしていきましょう。
そして、しわの大敵である乾燥も、急速にシワを深くしたり増やしたりする原因になるので、なるべく乾燥させないように気をつけて保湿ケアを忘れないようにしましょう。
猫背を治すだけでシワが消える?
意外かもしれませんが、猫背もおでこの小じわの原因になります。本を読んだり、タブレットPCやスマホ使用しているとついつい猫背になりがちです。猫背になって見下ろしているという姿勢は皮膚が口元に集まっている状態で、より一層顔のたるみを生みやすい姿勢でもあります。
その姿勢を長く続けていると、おでこだけではなく顔全体の小じわを増やしてしまいかねません。普段から猫背を治し、見下ろす姿勢にならないよう注意しましょう。
表情筋を鍛えるのも効果的
表情筋が衰えるとほうれい線やおでこのしわが酷くなります。口を開けて舌を突き出してみたり、目を大きく見開いてみたり、トレーニングをすることで表情筋を鍛えることができます。やりすぎは逆効果なのでほどほどにしましょう。
保湿、姿勢、そして表情筋。これらに気をつけてケアをすればおでこのシワも消えていきますので実践してみてくださいね。
ゴシゴシ洗顔・スキンケアは厳禁!
肌をきれいに健康に保つのに、洗顔はとても大切なのですが、この洗顔の仕方が悪いとシワ・たるみもひどくなってしまいます。マッサージでもそうですが、筋肉にそって力を入れずにそっと洗顔しないといけません。
とくに頭皮に近い部分は皮膚が伸びやすいといわれていますから、髪の毛の生え際部分を引っ張るような動作はたるみとシワの悪化につながります。洗顔料をしっかりと泡立てるのはもちろんのこと、クレンジング剤もテクスチャが柔らかいものを使うほうが肌の負担が少なくて済みます。
化粧水、美容液、クリームなどをつけるときも、肌を動かさないように押し付けるようにするとしわの原因にならずに済みます。手のひらに必要な量を出したら手の全体にいきわたるように伸ばしてから、顔に何度か押し付けるようにするとムラなくなじませることができます。
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もちろん保湿不足もたるみを生む原因に
顔を触ってみて水分不足を感じることはありませんか?顔の保湿が足りないとお肌が乾燥してハリやキメの細かさが失われてそれだけで老けて見えてしまいます。
しかも、ハリが失われると皮膚からみずみずしさが消えてたるんでいってしまうのです…。皮膚がたるんでしまうと大きなシワの原因となります。おでこに小じわができてしまうのも、お肌の保湿が不足しているせいでたるんできている証拠なのです。
そんな時はおでこを念入りに保湿しましょう。専用のパックやマスクも良いですが、お家にあるコットンやティッシュを少し温めた化粧水に浸して簡易パックをしてみるのもおすすめです。
蒸しタオルを作って顔を温めてから行うと開いた毛穴に化粧水の保湿成分がより深く浸透していくので、乾燥や保湿不足を感じるときは蒸しタオルも合わせて行うとより効果的です。