長く濃いまつげに縁どられた目元は目力も強く、くっきりと引き締まった顔立ちになって素敵ですよね。そんな素敵な目元を演出しても、肝心の瞼にたるみやしわがあったのでは台無しです。
見た目年齢を大きく左右する目元ですから、トラブルのない素敵な瞼を維持したいですよね。ここまで肌が衰えるような年齢でもないのに、なぜか目元にハリがないなんて方は、もしかしたらつけまつげに原因があるのかも知れません。
つけまつげは95キロの負荷になる!?
しっかりと定着させないと強い風でも飛んでしまうようなつけまつげですが、瞼にはとっても大きな負担を掛けています。一般的なつけまつげでも、1年間の負担を合計すると95kg相当になると言われています。
なかには2枚付け、3枚付け、マスカラの重ね塗りなどを行っている方も居ますよね。そうなれば瞼への負担も大きくなり、瞼のたるみ、しわなどの原因となってしまいます。
くっきりとした目元を演出するためのつけまつげで、却って目元の印象を老けさせたのでは勿体ないですよね。どうすれば瞼への負担を減らし、たるみやしわを防ぐことが出来るのでしょうか。
瞼への負担を減らしてたるみ予防
まつげ全体のボリュームアップも素敵ですが、目じりのまつげを増やすだけでもかなり印象は変わるものです。瞼全体に貼り付けるのではなく、ハーフカットや3分の1カットのつけまつげを使い、瞼にかかる負担を減らしてあげましょう。
瞼のたるみの原因は、つけまつげの重さだけではありません。疲れている時や忙しい時には、まつげオフも雑になってしまいがちです。皮膚の薄い顔の中でも、瞼の皮膚は特に薄く出来ています。
まつげオフをする時には無理に引っ張らず、水を含ませたコットンで糊を溶かし、優しく剥がすようにしましょう。
糊に水分を含ませていても、粘着力はゼロになる訳ではありません。瞼を引っ張ってしまわないよう、瞼を優しく抑えながら剥がし、皮膚を伸ばさないように注意しましょう。
瞼を鍛えてたるみ予防
個人差はあるものの、人は1分間に15~20回程度のまばたきを行っています。閉じた瞼を持ち上げるのには、当然筋肉が使われます。
つけまつげ込みの瞼を持ち上げても耐えられるよう、目元の筋トレをするのも効果的です。他の部位ならともかく、まぶたの筋トレと言われてもピンと来ないかも知れませんね。しかし、そのやり方は意外と簡単なんですよ。
- 眼球を上下左右に動かす
- ゆっくりと瞼を閉じ、きつく目を瞑り、ゆっくりと瞼をあげる
- 眉毛まで持ちあがるほどに目を大きく開き、そのまま5~10秒間キープ
とくに回数の規定はありませんが、毎日続ける事で筋力アップが期待できます。眼輪筋と表情筋をダブルで鍛え、つけまつげの負荷にも耐えられる目元を作りましょう。ちなみに、瞼を強く閉じる事でドライアイ対策にもなりますよ。
忘れていない?目元のスキンケア
つけまつげによる瞼のたるみ、しわの原因は、なにもつけまつげの重さだけではありません。つけまつげを貼るための糊が負担になる事も多いのです。
専用の糊は肌に優しい成分で作られているものが多いのですが、値段や粘着力の高さから、肌刺激となる成分が含まれている糊を使ってしまってはいませんか?
肌に優しい糊を使っていても、何時間も糊で覆われた肌は酸素の不足や乾燥を招きがちです。まつげオフ後は丁寧なクレンジングと美容液やアイクリームを使ったスキンケアを心掛けましょう。
素敵な目元をつくるつけまつげですが、瞼への負担は意外と大きく、適当に使っていると、瞼のたるみ、しわの原因となってしまいます。瞼への負担を減らし、たるみやしわの無い、素敵な目元を手に入れましょう。
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