目の周りは顔の中でも、しわのできやすい部分です。目元のしわやたるみは、皮膚の触り過ぎであることが多いのですが、まぶたにシワができてしまう原因は加齢によるものが大半を占めます。
加齢によって上まぶたの脂肪が少なくなることで、目が落ちくぼんだようになってしまいますし、筋肉の衰えてが原因の場合はさらに、たるみもでてきてしまいます。お肌が徐々に重力に負けてしまって、たれ目になることも多いです。
また、たるみ、シワが進んでしまうと視野が狭くなるなどの弊害もあります。あまりにもたるみ、しわがひどい場合は上まぶたの皮膚を切り取るという方法や、目の落ちくぼみが酷いなら脂肪を注入するといった美容整形を行う解消方法もあります。
コラーゲン、ヒアルロン酸不足も原因
コラーゲン、ヒアルロン酸は肌にハリを作る成分として肌に存在していますが、これが不足してくると顔の皮膚や脂肪を支える力がなくなってきてたるみの原因になったり、ピチピチとしたハリを維持できなくなり小じわを作ってしまいます。
コラーゲンを食べても全部が肌に届くわけではないのでシワ予防にはならないという説もありますが、人間の皮膚や関節の健康に欠かせない成分ですから、不足すれば肌が荒れ関節が削れてくるなどが起こります。
この皮膚の荒れは空気の乾燥からお肌を守れなくなって小じわを増やすことになるので、スキンケアでコラーゲンやヒアルロン酸などの肌を保護することに役立つ成分をお肌に与えてあげましょう。さらに食べ物からも美容成分を摂取することが望ましいです。
まぶたにハリを取り戻したいなら
- コラーゲン、ヒアルロン酸などを積極的に摂取する
- 美容液、アイクリームでケアをする
などを心がけることでひどくなるのを防ぐことができ、少しずつですが改善していきます。コラーゲンの多い食品は鶏肉の皮の部分、手羽先、豚足、スッポン、フカヒレなどです。
足りない栄養素は食事だけでは追いつかないので、コラーゲンなどのサプリメントで補いながら、外側からもリッチな成分の美容液、クリームなどを使い、相乗効果を狙っていくといいですね。
まぶたのスキンケアの注意点として、アイクリーム、美容液などをつける時にはそっと肌に乗せるようにしましょう。浸透させようと擦ったり力を入れてゴシゴシするのは禁物です。
マッサージは危険!?シワが増えるかも
マッサージでしわ、たるみを軽減したいという方もいらっしゃいますが、おすすめできる方法ではありません。
マッサージで改善する方と、悪化してしまう方がいますが肌質、体質にもよりますし、少しでも間違ったマッサージをすればすぐにシワがひどくなってしまうからです。肌の老化を遅らせて美肌を維持するためには、肌に触れないことが大切です。