敏感肌になってしまう原因はいろいろあるのですが、その多くの場合が乾燥肌によってお肌が弱ってしまったことにあります。しかし、敏感肌を引き起こす原因はそれだけではありません。
保湿ケアをしていれば治るだろうとスキンケアばかりをしてみても、もしも違った原因から起こっていれば、頑張って保湿ケアしても効果は感じられないでしょう。もちろん、保湿ケアも健康な肌に必要なことですが、根本的に治すなら本当の原因を突き止めることが重要なことなのです。
原因がわかれば、それを改善することで敏感肌の症状が出る前に未然に防ぐことができますよね。現代社会において忙しく暮らしていると自分では気づきにくいですが、ストレスから敏感肌になっていることが多いのだそうです。
乾燥だけじゃない!ストレスで敏感肌
意外なのですが、敏感肌の原因のひとつとしてストレスが挙げられます。ストレス化社会と言われるくらいのこの現代、ストレスが私たちに与える体への影響は計り知れないものです。
このストレスは、お肌にも悪影響を与え、肌トラブルとしてニキビとなって現れる人もいれば、乾燥肌、敏感肌として現れる場合もあります。これら共通して言えるのは、ストレスはお肌のターンオーバーを狂わせるということです。敏感肌はお肌のターンオーバーが崩れることで起こります。
ターンオーバーの乱れは自律神経から
ストレスは免疫反応をも正常に働かないように狂わせてしまいます。ホルモンバランス、自律神経も乱れることで体の働きをうまくコントロールできずに、皮脂の分泌にも影響して脂性肌になったり、逆に潤いがなくなりカサカサ肌になってしまいます。
お肌の調子が悪い、大人ニキビもできやすいし、、、。そういった時にはストレスを溜め込んでいたりしないか、自問してみてください?ストレスは気付かないうちに溜まっていたりします。そのサインが敏感肌として現れていることもあります。敏感肌で悩んでいるのであれば、上手なストレス解消方法を学ぶこともひとつのスキンケアの方法になるでしょう。
突然顔に湿疹ができるのもストレス
ストレスは大人ニキビの原因にもなるのですが、顔に蕁麻疹のような細かい湿疹ができることもあります。さっき食べたお刺身が悪かったのかな?と食べ物を疑ったり、金属などアレルギー性皮膚炎かもしれないといろいろ考えてしまいますが、これもストレスの可能性も大いにあります。
これはストレス性皮膚炎といって全身が痒くなるのですが、血液検査でも内臓にも問題なく、検査結果で原因が不明という場合はストレスを疑ってみましょう。ストレスは体調から気分までなんでも影響してきます。ストレスに対抗するためにビタミンCを多めにとって、ゆっくり過ごすなどでストレス解消に勤めましょう。