乾燥肌の原因と対策

乾燥肌対策

お肌のタイプとして、脂性肌と並んで多いのは乾燥肌です。特に、乾燥肌はお肌の曲がり角を越えた年代の人に多いくなってきます。乾燥肌は、お肌に水分がとても不足している状態で生活環境などでも影響されてきます。

お肌に水分が不足していると、若くてもお肌の表面がカサカサとしてくるものです。若いから大丈夫!とそのまま保湿ケアを十分にしないで30代、40代と年齢を重ねてしなうと、小じわ、たるみがちゃんとスキンケアをしていた人と比べると酷い状態になりやすいです。

10代の若い人に多い脂性肌がべたついて、ファンデーションのノリなどはいいのにお化粧が崩れやすいのに対し、乾燥肌の場合はお化粧乗りがすごく悪くなります。特にパウダーファンデーションは粉が吹いたようになってしまってうまくお肌にファンデが乗らないことが多いです。

乾燥が続くと小じわの原因に!

hositukosume201506乾燥肌が続くと、今度は小じわの原因になります。お肌に潤い・水分が十分にあれば、ハリや弾力性を保つことができ小じわもできにくいのです。そういった健康なお肌ならば問題ないのですが、ずっと乾燥したままの状態が続いたお肌は、表情を作ったときに肌に癖がつきやすくなります。

この癖が小じわになり、そのうち深いシワになってしまうのです。とくに目尻などは皮脂が少ないこともあって、顔の中でも早くにシワができてきます。笑った時のシワがそのまま小じわ、シワになってしまうのです。怖いですね。

このシワの原因になる乾燥肌は進行していくと急に脂性肌に逆転することがあります。皮脂は天然の保湿クリームとも呼ばれるものです。お肌が乾燥傾向あると、皮膚を守らなくては!と皮脂腺から皮脂をたくさん分泌させてお肌の水分を飛ばさないように防いでくれるのです。

この状態が「乾燥が根底にある脂性肌」なのですが、水分が蒸発しにくくはなってもスキンケアで水分を与えないと、乾燥した肌はそのままに脂でベタベタすることになってしまいますから、高保湿の化粧水などでうるおいを与えてあげる必要が出てきます。

ベタベタな脂性になってしまった方も保湿が大切なのはこういったメカニズムがあるからです。

乾燥肌から敏感肌へ

また、乾燥肌がひどい状態だと、皮膚・角質の持つバリア機能ももろくなるのでお肌が敏感になりがちです。化粧品などでも、香料や鉱物油、アルコールなど強いものに反応して赤みが出たりするようなこともでてきます。

その他にも、髪の毛が顔に当たるなどのちょっとした刺激に反応して痒みがおき、結果として肌の赤み、炎症が起こってしまうことも頻発してきます。こういった敏感肌の解消、予防方法も保湿ケアが有効ですから使用中の化粧品では保湿が足りていないと感じているなら酷い肌荒れになる前に高保湿化粧品へ変えていきましょう。

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