定番のお茶「ほうじ茶」は便秘解消になる?ならない?

便秘解消

便秘に効くお茶と言えば、キャンドルブッシュやプーアル茶など市販でも人気のお茶が並びますが、私たちの生活に溶け込んだほうじ茶の便秘効果はどれほどのものでしょうか。

残念ながらほうじ茶には、腸を刺激するような便秘解消効果は確認されておりません。しかし、慢性的な便秘を緩やかに解消していく上では若干の効果もあり、おいしいので毎日続けて飲みたいメリットもあるお茶です。

今回はそんなほうじ茶の便秘解消効果やその他の効能など、ほうじ茶の魅力をご紹介したいと思います。

ほうじ茶ってどんなもの?ほうじ茶の効能とは?

ほうじ茶と緑茶とは全く違ったお茶だと思われている方も少なくないと思いますが、実はほうじ茶は緑茶を焙煎したものです。漢字で書くと、焙じ茶と書くことからもよく分かりますね。

この焙煎することがほうじ茶のメリットを生み出していて、高温で焙煎することによってカフェインが少なくなるのです。緑茶と同じようにたくさんの効能のあるカテキンが含まれていながら、カフェインが少ないため赤ちゃんからお年寄り、妊婦の方でも安心して飲むことができるお茶です。

カテキンによる効能としては、高血圧や血中コレステロール、血糖値などの抑制が挙げられ、生活習慣病の予防になります。他にも、脂肪がたまるのを防ぐダイエット効果、口臭予防、美肌効果など様々な効能が期待できます。

ほうじ茶のビタミンCで善玉菌が元気に!

それでは、ほうじ茶の便秘解消効果について見ていきましょう。ほうじ茶で便秘が解消される理由は、まずはビタミンCの含有量が多いことが理由の一つです。

ビタミンCには善玉菌を活発にしてくれる効果があります。善玉菌が活発化すると、悪玉菌の働きが抑制されて腸内環境を良好に保ち、正常な腸の働きを促してくれます。

また、ビタミンCにはストレスを和らげてくれる働きもあります。ストレスや自律神経の乱れは体に様々な悪影響を及ぼしますが、ストレスが原因で便秘になったり便秘が悪化する方も多いのです。

ビタミンCはストレスに対抗するホルモンである抗ストレスホルモンを作りだすので、便秘の解消に繋がります。ほうじ茶にはレモンのおよそ5倍のビタミンCが含まれています。しかも、ほうじ茶に含まれるビタミンCは熱にも強いものなので、熱いお茶でも成分が失われることなく、効率的に摂取できます。

毎日飲んで、ゆっくりと便秘解消を促進

便秘の原因としては、水分や食物繊維の不足から慢性的に便秘になってしまうというパターンが多いでしょう。ほうじ茶はカフェインも少なく、副作用の心配もないお茶なので、毎日飲むには最適のお茶です。毎日のほうじ茶で水分不足を解消し、便秘の改善に繋げていきたいものですね。

ほうじ茶特有の香ばしい香りにもリラックス効果があるので、ゆったりとした気持ちでストレスのない生活をする中で、自然に便秘を解消していきましょう。

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