きめが粗いお肌、もち肌、色白と十人十色、お肌は人それぞれに違いますよね。それでもお肌のタイプを大きく分けると、乾燥肌、脂性肌、混合肌の3つになります。
それにもう一つ加えるのであれば、敏感肌といわれるタイプです。敏感肌はどんな肌質かと言うと、乾燥肌の延長上にあるお肌の状態で赤く炎症している部分があるなど肌トラブルを抱えています。
敏感肌は、角質層の細胞間脂質(セラミドなど)が減少することで角質同士をつなぎ止めておくことができずに隙間ができ、その隙間からいろいろな刺激物がお肌の中に侵入することで悪さをすることによって起こります。
細胞間脂質を補うとGOOD
敏感肌は角質の隙間から刺激物が入ってきます。刺激に敏感になることで、それが痒みや炎症となって現れます。痒みは掻くことでどんどんと炎症を加速させていきます。刺激は、少し髪の毛が触れたような物理的な刺激だったり、お化粧品やシャンプーの洗い流しなどの化学物質に反応することもあります。
敏感肌になると、いったいどんなケアをしてよいのか混乱してしまうことも多いですが、角質の隙間に細胞間脂質であるセラミドを補い、隙間を埋めることで刺激から守られるので肌の水分量が保つことができ、うるおいのあるお肌になれます。
保湿できて肌に優しい化粧品を!
保湿をしっかりすることにより、お肌のもとある保護するはたらきを取り戻してあげましょう。敏感肌になってしまうとお肌に直接つける化粧品選びにも勇気がいりますよね。
選ぶポイントとしては、敏感肌用のスキンケアを選んだり、皮膚科医が作った化粧品、ドクターズコスメ、無添加化粧品などのスキンケアを使用すると良いでしょう。
無添加のコスメを選ぶ場合にチェックするのは、防腐剤、着色料、香料、鉱物油、アルコール。これからが入っていないものを選ぶようにしてください。とにかくちょっとでもお肌に刺激を与える物を使わない様にしていきましょう。
お肌の弱い人向けに「アレスギーテスト済」という表示がある化粧品を見かけますが、全員に反応が起きないわけではないと注意書きもありますよね。実際、そういった商品でも敏感肌用に無添加仕様で作られていない場合は、お肌がヒリヒリするなどのトラブルもとても多いです。
敏感肌に良いという化粧品でも一人ひとりお肌に合う、合わないという問題がありますから、刺激の強い成分の入っている化粧品は避けるようにしてくださいね。
無添加にも完全な無添加の化粧品からぎりぎりの無添加基準に達しているものなど様々です。無添加化粧品やドクターズコスメも種類がたくさんありますが配合されている成分をチェックしてから購入する方がいいでしょう。
敏感肌を早く落ち着かせるためには無添加の優しい化粧品、その中でも保湿力が高いものを使うと効果的です。肌が痒かったりピリピリと痛かったりするときは基礎化粧品も使うのが怖いものですが、悪化を防ぐのにも早く直すためにも保湿ケアが必要です。
肌のバリア機能を低下しているので保護するために保湿化粧水や保湿クリームで援護してあげましょう。