敏感肌の原因は、空気の乾燥などから悪化する乾燥肌の他にも考えられます。そのひとつに、睡眠不足ということもあります。現代人は睡眠不足な傾向があります。
そもそも、睡眠はなんのために必要なのでしょうか?睡眠は、小さい頃は成長するために必要でしたね。寝ている間に成長ホルモンが分泌されて、身長が伸びていきました。大人になれば、身長が伸びるのも止まりますので、睡眠は子供の頃に比べると必要ないものだと考えるかもしれません。ですが、睡眠は大人になっても重要なものなのです。
実は、大人になってからも睡眠中に成長ホルモンが分泌されているのです。なぜ大人になっても成長ホルモンが分泌されているのかというと、この成長ホルモンは体を修復、回復させるためにも必要なホルモンなのです。
睡眠は、一日働いた体を修復、回復させる時間です。それをコントロールしているのが、この成長ホルモンなのです。もし、十分な睡眠が取れない場合、どうなるのでしょうか。睡眠時間が十分でないと、結論、体がしっかり回復しないままに次の日の活動をすることになります。
お肌ですと、しっかり修復されないまま、新しいお肌が作られないまま次の日になってしまいます。その結果、お肌が荒れてきてしまうことになるのです。睡眠不足がたたると、お肌は荒れてきてしまい、それが結果で敏感肌につながることがあります。しっかり睡眠を取り、お肌を修復する時間を持たせることもまた、重要だと言えるでしょう。
睡眠不足はストレスにもなる
敏感肌になる原因の1つにストレスがありますが、睡眠不足もストレスにあたります。疲れがたまっていることは楽しい状態ではなく、眠たいとか、もっと寝ていたいと考えてもそれが実現しないとストレスになるのです。
ストレスは自律神経やホルモンバランスを崩す原因となり、体調を悪化させたり、皮脂分泌のコントロールも左右してくるので肌荒れ、敏感肌につながってしまうのです。
生活習慣やストレスから敏感肌になるとその原因をすぐには改善できないことが多いです。しかし、敏感肌はこれとは別で解消できないことはありません。定番ですが保湿ケアを行うことで敏感肌の症状を軽くすることはできます。
この時重要なのがセラミドという成分です。肌荒れになっている部分を保護するような働きがありますから、肌の炎症を鎮めてくれます。また使い続けることで肌荒れや敏感肌にならないように予防もしてくれます。
食生活も敏感肌の原因に。
食生活もまた、敏感肌の原因になることがあります。現代人の食生活もまた、乱れる傾向にあります。現代の食事は、欧米化傾向にあります。高カロリーや高脂質の栄養価の低い食事が主流になってきてしまっています。
その代表的なものが、ジャンクフードです。ジャンクフードは、高カロリーで高脂質ですが、全く栄養価は高くありません。エンプティーフードと呼ばれる程のものです。私たちの体は、食べ物からできています。
口から食べた栄養素が体に吸収され、体を作り、体を動かすためのエネルギーになっています。お肌もまた同じ、食べ物からできています。偏った栄養の摂取をしていたらどうでしょうか。綺麗なお肌が作られるとは想像できませんよね。
やはり綺麗なお肌を作りたいのであれば、食事にも気をつけるべきなのです。それを無視して暴飲暴食や、全く栄養を考えない食事をしていたらどうでしょう。
その結果として、スキントラブルを引き起こしてしまうこともあります。敏感肌は、こうした食事の不摂生から起こることもあります。もし、敏感肌で悩んでいるのであれば、一度自分の食生活を見直してみることも必要でしょう。
手軽だからといってジャンクフードやコンビニ弁当ばかり食べていませんか。お肉を食べることも必要ですが、きちんと野菜を食べることも大事です。お菓子でおなかを満たしていませんか?食事はおなかを満たすだけのものではありません。バランスよい食生活を見直してみましょう。