しわができてしまう原因はさまざまですが、大きな要因としては以下のものがあげられます。
良く知られているものとしては紫外線、お肌の乾燥、コラーゲンなどの減少、ストレスが多い、筋肉運動、たばこ、お酒、食生活の乱れがあります。それでは、1つ1つどういったことが肌に影響を与えるのかみていきましょう。
紫外線からのダメージ

アンチエイジングの大敵、紫外線はしわにも大きくかかわっています。紫外線の中でもUV-A波は肌の奥まで届いてしまいコラーゲンの生成を妨げるなどしてシワ、たるみを作ってしまいます。また、紫外線を浴びることで発生してしまう活性酸素も老化を早める原因になります。
お肌の過度な乾燥
肌が乾燥してしまうと、皮膚のバリア機能が低下してしまいます。これにより、紫外線などの外部ならの攻撃をより強く受けることになるので肌トラブルが起こってきます。お肌のバリア機能が低下すると肌が荒れたり、ニキビができるなどが頻発してきます。肌を正常な状態に戻そうとしても、間に合わずに傷ついたお肌は小じわなどができてくるのです。
肌を支えるコラーゲンなどの減少
コラーゲンやヒアルロン酸が減ってくると肌のハリが失われていきます。こういったお肌にもともとある成分は加齢とともにだんだんと減少してしまうので食事などで毎日適量を摂取するのが理想的です。食が細いなど食事だけでは間に合わない場合はプラセンタ、コラーゲンなどの美容サプリメントなどを使うことも考えていきましょう。
ストレスで自律神経が乱れる
紫外線と同じくストレスも活性酸素を大量に発生させてしまいます。活性酸素は細胞を傷つけるのでこれにより、お肌の老化が早まるのでストレスをため込まないようにしましょう。また、ストレスは自律神経やホルモンバランスを悪くさせるので体調悪化などが起こり、またストレスが増す悪循環に陥ることもあります。ストレスが多いときはビタミンCを多く摂るとよいでしょう。
繰り返される筋肉運動
笑い皺(わらいじわ)やほうれい線、目元のしわなど、表情を変えることで筋肉が動くところに影響します。この部分のしわを予防、改善するためにボトックス注射、ヒアルロン酸注射などをする人も多いです。大きな深いしわには美顔器や美顔ローラーが効果的です。
たばこ
喫煙も活性酸素を発生させます。また、毛細血管が収縮するためにお肌にも栄養などが行き渡らないことや、コラーゲンの生成もしてくれているビタミンCも消費してしまうので、しわやたるみの大きな原因となります。お肌によくないのはもちろんですが、健康にも良くありませんし、自分以外の周りの人にも悪影響を及ぼすので禁煙しましょう。
その他にも、少量なら問題ないですがお酒もたくさん飲むとお肌によくありません。肌を痛める石油系界面活性剤、防腐剤が入った化粧品、コスメを使うことでお肌が弱ってしまいシワ、たるみの原因になることもあります。
しわ、たるみを作るまいとスキンケアに注力するのもいいですが、生活習慣も大きく影響してくるのでよくない習慣は早くやめるようにすると美肌効果もアップしてきますよ。