便秘になると常にお腹が張っているような状態になりますし、便秘による肌荒れなども酷くなる傾向にあります。
それ以外にも便秘が原因で引き起こされるのがむくみという症状で、便秘が長く続いている人ほどむくみの症状も酷くなってしまいます。
その為脚などのむくみが酷くて困っている人は、便秘を解消することでむくみも同時に解消することが可能になります。何故便秘になるとむくみが発生するのかを知ることで、むくみ解消の糸口を掴むことが出来るのではないでしょうか。
便秘とむくみの関係性
何故便秘になるとむくみが発生するのかといえば、便秘になると腸内には古い便が体外に排出されないまま残っている状態になります。
この古い便と言うものが非常に問題で、便が腸内に留まり続けていた場合、その便は徐々に腐敗しガスを発生させます。この発生したガスは体内を巡ることになり、体中に毒素をめぐらせることになります。
そうすると血流の流れが悪くなりますし、便が腸内に留まり続けると悪玉菌の繁殖の手助けもすることになり、更に体の状態が悪化していきます。
血流が滞るとリンパの流れも一緒に滞ることになり、老廃物が血液中に充満して体外に排出されない状態になるため、その結果むくみという症状を引き起こすことになります。
脚がむくむ原因も便秘にあり
同じむくみでも脚が異常にむくみやすいと言う人も、便秘が原因で脚のむくみが起きている可能性が高くなります。
実際に便秘で立ち仕事の人は脚のむくみが酷くなる傾向が強く、その原因は便秘による内臓の圧迫によるところが原因となります。便秘が長く続くと腸内に残された宿便の量も増え、その便が内臓を下に下にと圧迫していきます。
内臓が圧迫されると脚の血流も滞りやすくなり、結果的に脚のむくみが酷くなるわけです。その為便秘を解消したら脚のむくみも解消できたと言う人も多く、便秘になると脚のむくみが徐々に酷くなるのは疑いようの無い事実だと言えます。
むくみを解消するためには？
体や脚のむくみを解消するためには、便秘にならない生活習慣を心がけることが重要となります。その為まずは毎日の食生活を見直す必要があります。
便秘になりやすい食生活では基本的に食物繊維が不足していることが多く、食物繊維が足りないため腸内の善玉菌の活動も鈍くなっています。
そのため食物繊維を意識して摂取することと、溜まっている宿便を柔らかくし送り出しやすくするための水分をしっかりと摂取することが重要となります。
水分はお茶やコーヒーでは利尿作用があるので摂取できませんので、必ず水をしっかりと飲むようにしましょう。それと腸内の善玉菌を増やすことも大切なことと言えます。
善玉菌が増えれば悪玉菌を減らすことが出来、腸内環境を正常化できます。そうすることで体の免疫も強化されますし血流も改善され老廃物も体外に排出しやすくなるわけです。その為むくみで悩んでいる人は、便秘を解消するように努力すればむくみも一緒に解消することが出来るでしょう。
