暴飲暴食をすることが便秘を引き起こす原因の一つであることはご存知でしょうか。食べ過ぎや飲み過ぎというのは胃腸にとっては百害あって一利無しなのです。
暴飲暴食による便秘の原因ですが、人間の身体のしくみに関係してきます。人間の身体は排泄よりもまずは消化活動を優先してしまうのです。
口から体内に入った物に対して、身体は一所懸命消化活動に勤しみます。しかし、その結果排泄の方に回すエネルギーが足りなくなってしまいます。私達の普段の生活でも同じようなことがありますよね。
同時に2つのことをしなければいけない時、どうしてもどちらか片方に手が回らない時が誰にでもあると思います。それと同じことが身体の中でも起こっているのです。そうして排泄する力を著しく低下させてしまうと便秘を引き起こしてしまうのです。
消化にいいものを食べて便秘予防
暴飲暴食をするということは、食べているものもお酒に合った食事中心のことが多いです。揚げ物など油の多い食べ物が中心で野菜は少ないというメニューが大半です。仮にお酒は飲まなくても、この野菜不足のメニューがよくないのです。
またスイーツのバイキングなどでも同じことが言えます。子供が家で食事前にたくさんお菓子を食べてしまってご飯が入らないという場合、こういった子供は便秘になりやすいです。暴飲暴食と同じ原理なのです。
脂っこい食べ物は消化に悪く、沢山摂り過ぎると胃腸にとっても良くありません。そんな状態で、消化が追いつかないままどんどん次から次へと食べ物を運ばれては消化活動すらままならなくなってしまいます。
これでは排泄に使うための力なんて殆ど残らなくなってしまいますよね。そのため、暴飲暴食をすることは酷い便秘を引き起こす原因となり得るのです。自分自身が一度に食べる正しい分量を把握して、バランスのとれた食事と水分の補給を心がけ、便秘が起こらないようにしたいものですね。
暴飲暴食はストレスが原因?
ついつい食べ過ぎてしまうということはよくあることですが、食べ過ぎてしまうことで胃が痛くなったり、気分が悪くなるということも起こります。
もともとの胃の強さというものも関係していますが、日ごろのストレスがたまっていて胃炎になっていたりすると、通常では大丈夫な量の食事でも気分が悪くなることあります。
大体、食べ過ぎが起こる原因もストレスのことが多いです。嫌なことがあったり、なにかに満足できない生活を送っているとストレスフルになってイライラし、食べ物に走ってしまうことになるのです。
ストレスが原因の場合は根本となるストレスがたまらないようにしないといけません。ストレスが多いということは胃腸に負担がかかってきますし、自律神経が乱れやすくなるので、そういった理由でも便秘になります。
自分に合ったストレス解消方法を見つけて楽しい時間を過ごすなどすれば、暴飲暴食からの便秘も防げることになります。仲の良い友達に愚痴を聞いてもらったり、カラオケで大声で歌うなどもストレス解消法としておすすめです。