いつものファンデーションなのに仕上がりに納得できない、使用感は最高なのに自分の肌色に合う色が見つからないなんて事がありますよね。いくらポイントメイクを頑張ったとしても、ベースとなるファンデーションで失敗していたら台無しです。
キレイを最大限に活かすには、明るさ選びが大事です。自分のお肌に合わせた、正しい明るさのファンデーションを選びましょう。
肌本来の明るさを間違えていませんか?
ショップのテスターで明るさの確認はしてるのに、実際に使ってみるとくすんで見えたり、顔だけ浮いて見えてしまうなんて事があります。多くの方は、手の甲や手首で色の確認を済ませてしまいますが、お肌の色は全身どこでも同じ色だという訳ではありません。
手の色に合わせたファンデーションが、顔の色と合わないのは当然の事なんです。ファンデーションの明るさを選ぶのに最適なのは、アゴ付近のフェイスラインです。フェイスラインは日焼けや体調による肌色の変化が起こりにくく、肌本来の色や明るさを確認するのに適しています。
もちろんファンデーションを塗った顔と塗っていない首との色馴染みも良くなります。カラーテストを行う際には、手ではなく、フェイスラインでチェックするようにしましょう。
明るさは合ってても肌に馴染まないのは何故?
明るさ選びは間違っていないのに、どうしても肌に馴染まないのは、そもそもの色選びを間違えているのかも知れません。いくら明るさを合わせても、基本カラーを間違えていたのでは馴染む筈がありません。
ファンデーションの色には、ベージュとオークルがあります。一般的に色白ならベージュ、色黒ならオークルというようなイメージがあるようですが、ベージュとオークルの違いは明るさではないんです。
ベージュはやや黄色っぽく、オークルはやや赤味掛かった色味です。どうしても合う色が見つからないという方は、明るさではなく、色選びを見直ししてみましょう。
肌に合わせるだけのメイクじゃ物足りない
自分のお肌の色に合わせたファンデーションなら、顔だけ浮いてしまったり、ぼやけた印象になりにくいというメリットはありますが、せっかくメイクをするのなら、理想の顔に近付けたいと思いますよね。
小顔、美白、たまご肌、メリハリ顔、どれもファンデーションの明るさ次第で手に入るものなんですよ。フェイスラインでお肌のベースカラーを見つけたら、それとは別にワントーン暗いものと明るいものを用意しましょう。
肌本来の色よりも暗い色を先に塗り、その上に肌本来の色を重ね塗りすることで、毛穴やニキビ跡の凹凸が目立たなくなり、くすみのない透明感のあるたまご肌になれるんです。
フェイスラインを暗めに仕上げる事で小顔効果が得られますし、Tゾーンや頬に明るい色を乗せる事で立体感が増し、メリハリ顔になれますよ。
シーズン毎に明るさの見直しを忘れずに
しっかりとUVケアをしていても、日差しが強く、日照時間も長い夏の間は日焼けをしてしまいがちです。日焼け対策は万全なのに、夏と冬とで2トーンも明るさが変わっているという事は珍しくありません。
オールシーズン用のファンデーションを使っているから、まだ使いかけが残っているからとそのままにはせず、シーズン毎にファンデーションの明るさの見直しを行いましょう。
ちなみに一般的なファンデーションの使用期限は、未開封なら3年程度、開封済みの場合は半年程度とされています。劣化したファンデは肌荒れ、ニキビ、くすみ、シミなどの原因となります。
キレイになるためのメイクなのに、劣化したファンデで肌トラブルを起こすようでは困りますよね。勿体ないと思っても、使い残しは思い切って処分してしまいましょう。シーズン毎にフェイスラインで明るさを確認し、その時期のお肌に合わせたファンデーションを使いましょう。