正しいファンデーションの選び方 どんなファンデーションを使えばいいの?

ファンデーション

あなたはどういった基準でファンデーションを選んでいるでしょうか?

これは自分にピッタリだという方よりも、「雑誌で紹介されていたから」とか、「ドラッグストアで目立つところに置いてあったから」という、良くわからないけど良さそうだったからという選び方をしていることが多いものです。

ファンデーションひとつでメイクの仕上がりも見た目年齢も違ってきますし、同じファッション、ヘアスタイルでももっとおしゃれにグレードアップすることができますから、自分にあったファンデーションを使うようにしましょう。

まずは、ファンデーションの種類を見ていきましょう。ファンデーションはパウダー、リキッド、クリームなどの種類があります。多くの場合は、リキッド、クリームタイプのファンデーションの方がカバー力があります。

そのファンデーションが持つ特徴や効果などに引かれて購入するよりも、使用方法によってどのファンデを使うかを決めている人が多いようです。

手が汚れるのがイヤだったり、ベタベタする気がするからとパウダータイプを選ぶなどです。化粧崩れをしないように、1日中キレイなままで…と考えると自分の肌にあったタイプを選ぶことをおすすめします。

パウダータイプ

[パウダーファンデーション] 固形になっていて外出先での化粧直しも簡単に出来ます。ただ、化粧崩れしやすいのが難点。また、落とすと粉々になってしまいます。

肌質:普通肌、脂性
カバー力:低い

リキッドタイプ

[リキッドファンデーション] 瓶やチューブに入っています。化粧崩れしにくいですが、油分が多く配合されているものはニキビの原因にもなることがあります。

肌質:普通肌、乾燥肌
カバー力:高い

クリームタイプ

[クリームファンデーション] 瓶やチューブに入っています。油分の多いことが多いですから脂性の人には向いていません。厚塗りになってしまうことがありますので注意!

肌質:普通肌、乾燥肌
カバー力:高い

ルースタイプ

[ルースファンデーション] 天然石などから作られているミネラルファンデーションがこのタイプです。粉状のファンデーションを筆、ブラシで顔にのせていきます。

肌質:普通肌、脂性
カバー力:低い

おおまかにみると、パウダーは肌が油っぽい人におすすめで、リキッドとクリームは乾燥肌に向いています。

リキッド、クリームタイプでも油分の入っていないものや、とても少ない配合量でさらさら感覚で使えるものもあります。そういったタイプは化粧も崩れにくいのに、軽いテクスチャなのでおすすめです。

40代におすすめなファンデは?

お肌がどんどん乾燥してきて、これまでの化粧水や美容液では満足できるお肌を維持できないというカサカサ肌に悩まされることが多くなる40代。こういった場合は、乾燥を防いでくれるクリーム、リキッドタイプなど美容成分配合のものがおすすめです。

また、30代・40代になると、うれしくないことに小じわや毛穴の開き、毛穴のたるみがでてきます。このくぼんで影になってしまう部分にメイクして数時間も経つと、ファンデーションが入り込んでちょっと遠目から見ると、そこだけ白くなって目立ってしまいます。

特にほうれい線や目尻に溜まったファンデーションって見られたくないですよね。鏡を見た時にファンデが溜まっていると本当にぞっとします。

しっとりと肌を保湿してくれるようなある程度の油分や美容成分がたくさん配合されているファンデーションを使うことで、潤いを取り戻してシワが深くならないのでファンデ溜まりを防ぐことができますよ。

乾燥が気になってきたらファンデの替え時

年齢別に見てみると10代20代はパウダーファンデーションでも化粧のりも良く、うるおいも充分あるので、リキッドやクリームタイプのファンデーションだとべたっと厚くついてしまい厚化粧になってしまいます。

30代になって肌をもっと過保護に守ってあげなければいけない時期に、これまでと同じパウダーファンデーションを使っていると粉が吹いたり、化粧崩れが多くなりますから、肌に乾燥を感じてきたら早めにリキッド、クリームタイプに変えていきましょう。

30歳、40歳になってもお肌がべたついて脂性が治らないという場合も多いようですが、若いころ10代などの場合はホルモンバランスなどによる過剰な皮脂の分泌のことが多いのですが、30歳を超えてくると乾燥肌をカバーしようと分泌されている皮脂である可能性が高いです。

この30代以降の脂性肌にはパウダーファンデーションを使うよりも、保湿できるタイプのクリーム、リキッドファンデが向いています。まず、ファンデーションだけでなく化粧水などももっと保湿効果の高いものを使うと早く普通肌に戻すことができます。

小じわを隠す!乾燥肌に効くファンデはコレ

女性のメイクお悩みナンバーワンは「夕方になると目じりのシワにファンデーションが入り込んで、よけいにシワが目立ってしまう」というもの。しわが余計に目立って朝とはまるで別人ですよね。

これはある程度年齢を重ねた40代以降の女性の悩みかと思うと、決してそうではないんです。20代、もっとはやいと10代後半の女の子も同じ悩みを抱えていたりします。このファンデ溜まりを解決できるファンデーション、スキンケアを紹介しますね。

メイク前の保湿も重要

まず目じりのシワは乾燥によるものなので、いつものお手入れではふだん以上にしっかり保湿をしていきましょう。メイク前には目元専用のローションパックを習慣にしてもいいですね。その後はアイクリームでしっかり保湿ケアをします。

目元は顔の中でもとりわけ皮膚が薄いので、ほかの部分とくらべるとすぐに乾燥してしまいます。それが目元のシワになります。また目元は顔の筋肉の中でもとくに動きが激しい部分です。

常に瞬きをしているわけですから。そんな目元のメークには油分や水分が少ないファンデーションはよけいに目じりのシワを目立たせてしまいます。

だからといってクリーム状のファンデーションを厚塗りすると、時間とともにファンデーションがヨレてやはりシワが目立つ原因になります。クリームファンデーションは薄めにつけましょう。少量を目じりに叩き込むようにつけると効果的です。

 小じわを隠す!なくす!人気のファンデーション

いろいろなタイプのファンデーションがありますが、小じわを予防したり、目立たなくしてくれる機能がある上記のようなファンデーションもあります。しわを作る原因の乾燥からお肌を守ってくれる美容液成分の配合されているファンデーションです。

クリームタイプ、リキッドタイプのファンデーションでも普通肌向けと乾燥肌向けがありますが、しわになっているということは乾燥肌になっているので、できれば、保湿機能があるものを使うようにしてください。

目じり、目元のしわは乾燥と摩擦が原因

目じりはファンデーションが入り込んでしまうととても目立ちますよね。人と話すときには目を見て~と言われていますものね。でも、小じわが気になっているとじーっとみられると見ないで!と言いたくなってしまいます。

お肌の乾燥は小じわを作ってしまう大きな原因なのですが、目元はそれ以外にも厄介なことがあります。それは痒い時などに擦ってしまうことです。皮膚に与えられた摩擦で徐々にダメージが蓄積されてしまいます。

特にアレルギーなどがある場合はよく目元をつついてしまって、まだ20代なのに目の下にしわができてしまったり、ちりめんじわもつくってしまいます。こういった肌ダメージにもお肌を保湿することは早くダメージから回復させてくれるので、しっかり保湿ケアしていきましょう。

おでこのしわの原因はしかめっ面?

おでこのしわ、気になっている方いませんか?おでこのしわの原因は色々言われていますが、そのひとつに、前頭筋の緊張が原因だというものがあります。前頭筋について少し解説しますと、眉毛からおでこ全体を通って頭頂部に伸びていっている筋肉です。いわゆる表情筋のひとつです。

実はこの筋肉、いわゆる「しかめっ面」をしているときに、緊張して収縮します。この前頭筋が緊張して縮むと、おでこの皮膚がよれて、それが長く続くと”しわ”となって、おでこに刻み込まれていく…….ということですね。

前頭筋の緊張が長く続くと、皮膚への血流も滞るため、皮膚自体にハリがなくなり、それもしわを作る原因のひとつになるとされています。「しかめっ面」の逆、「笑顔」を作ると、この前頭筋はリラックスして伸びた状態になります。つまりはおでこと眉間の力が抜けるわけですね。

ためしにやってみるとわかりますが、「ニコッ!!」と笑顔で口角を上げた状態で、眉間に力を入れ続けるのは難しいです。口角を上げる、眉間に力を入れるという、この二つの動作は相反するようにできているんです。

なるべく笑顔を作って、おでこと眉間の力を抜くことが、おでこの”しわ予防”になりますし、印象ももっとよくなりますよ。

混合肌に合うカバー力のあるファンデ

混合肌の方はメイクにも悩みを持っている方も多いものですが、部分的にテカりとかさつきのある肌質に合ったファンデーション選びは特に迷ってしまいますよね。混合肌の方にはどのようなファンデーションが適しているのでしょうか?

混合肌の肌質はTゾーンはテカったり、べたつきやすいのに、その他の部分は乾燥しやすく、また、季節によっても肌質が変わるなどあると、乾燥肌になったり、脂性肌になったりしているそんな肌質ともいえます。

こういう説明が難しいのが混合肌なのですが、珍しい肌質ではなく、日本人に多いタイプになります。乾燥肌と脂性肌の特性を部分によって併せ持っているため、どちらかの肌質と勘違いしてしまうこともあります。

乾燥肌に向いている保湿できるファンデーションがいいのか、皮脂を吸収できるようなサラサラしたパウダー系がいいのか・・・、ファンデーション選びも悩みがちです。

混合肌の原因とそれを予防するファンデを考える

乾燥肌とは、肌の水分が不足したため乾燥した状態の肌です。このため、ファンデーションをつけても、水分が足りずに上手くのらない、粉吹きをするなどかさかさした印象の肌となってしまいます。

脂性肌は、肌の皮脂の分泌が過剰になった肌の状態を言います。ファンデーションをつけるとべたべたしたり、ファンデーションの油分と過剰な皮脂が混ざり、化粧崩れを起こしてしまいます。

そんな2つの肌質を併せ持ったのが混合肌で、人によって様々ですが、顔全体は乾燥しているのにTゾーンだけが脂性肌っぽくべたつく原因は、皮脂の分泌のコントロールが上手くできないためです。

これは肌が乾燥しているために、皮脂を過剰に分泌して潤いを補おうとしている可能性が高く、根本の原因は肌の乾燥ということがほとんどです。

混合肌にぴったりのファンデーションは?

2つの要素を併せ持った肌質の混合肌の方は、ファンデーション選びも難しいものです。乾燥肌に適しているのは、保湿力、カバー力の高く伸ばしやすい液状、リキッドタイプのファンデーション、さらに保湿力のあるクリームタイプのファンデーションです。

そして、脂性肌には肌の脂分を吸収してくれるパウダータイプのファンデーションが適しています。水分、油分が含まれず、肌に優しいミネラルファンデーションというパウダータイプのファンデーションもあります。

混合肌の方は、肌の乾燥する部分にはリキッドファンデーション、べたつく部分にはパウダーファンデーションを使うという人もいますが面倒ですよね。

2つのファンデを使用す津場合、例えば、リキッドファンデーションを全体につけて、Tゾーンのみ極薄に伸ばし、その後Tゾーンにパウダータイプのファンデーションをつけたりします。

混合肌を改善するファンデーション

1日や2日では改善はできませんが、混合肌を根本的に治すには肌に潤いを与えることが必要です。スキンケアでセラミド配合化粧水などで保湿ケアをするのはもちろんですが、保湿できるファンデーションを使うことで早く改善されます。⇒保湿できるファンデーション

日中の乾燥しやすい肌を美容液成分の入っているファンデーションで保湿することで、潤いをアップしTゾーンの皮脂分泌も抑えることができます。

混合肌の方にとって大切なのは保湿

混合肌の方は、肌に乾燥している部分があってもテカる部分もあるため、乾燥している自覚が少なく保湿ケアを怠ってしまいがち。テカるTゾーンも乾燥のために皮脂が過剰に分泌されているのですから、しっかりと保湿をすることが大切なのです。

ファンデーションをつける前には、肌の余分な皮脂をふき取り、その後たっぷりと保湿をしておきましょう。また、クレンジング後の保湿も大切なので、十分に行います。肌にファンデーションやクレンジング剤が残った状態では、毛穴詰まりを起こしてしまうので、しっかり洗い流すことが大切です。

ただ、この時に肌を保護してくれる皮脂までも洗い流されてしまい、乾燥を引き起こしてしまうので、その後にしっかりと保湿しておきましょう。混合肌の方は、根本の原因ともなる肌の乾燥をケアし、保湿を十分に行うことで改善に繋がります。

脂性肌におすすめのファンデーションは?

ファンデーションの悩みは、メイクしてから時間が経つとテカりが出てきたり、ギトギトして化粧崩れが起こるなどが多いですよね。そして、その状態が顕著に表れてしまうのが、脂性肌の方です。

ファンデーションも肌質によって、適したファンデーション、適さないファンデーションがあります。自分の肌質を理解して、肌質に合ったファンデーションを選ぶことが大切です。

化粧崩れやテカりなどが気になる方は、脂性肌の可能性があります。それでは、脂性肌の方はどのようなファンデーションが適していて、どんなことに気をつければ良いのでしょうか?

ファンデがテカり、ギトギト!脂性肌とはどんな状態?

脂性肌とは、皮脂の分泌量が通常よりも多い肌質のことを言います。皮脂は肌にとって保護の役割をし、肌を異物から守るバリア機能として重要な役割を果たします。

しかし、この分泌が過剰になると、肌の余分な脂が毛穴を詰まらせたり、ニキビの原因になってしまうのです。そして、ファンデーションをつけた場合、ファンデーションの油分と皮膚の脂が混ざり、べたべたとし、テカりやギトギトの状態になってしまいます。

そして、混ざった油がどろどろになって化粧崩れも起こってしまうというわけです。そんな脂性肌の方は、油分の少ないタイプのファンデーションを選ぶのが鉄則と言えるでしょう。

パウダータイプのファンデーションは脂性肌にもぴったり

ファンデーションの中でも一番スタンダードと言える、パウダータイプのファンデーション。粉末状になったファンデーションをパフ(スポンジ)で肌につけるタイプです。

こちらは油分も少なく、さらっとした付け心地ため脂性肌の方にも適しています。また、パウダータイプのため、皮膚の余分な脂もパウダーが吸収してくれるというメリットもあるのです。

さらに、パウダータイプは化粧直しが他のタイプよりも簡単にできるというメリットがあるため、そういう意味でも脂性肌の方に適していると言えるでしょう。

肌に優しいミネラルファンデーションもお勧め

ミネラルファンデーションもパウダータイプのファンデーションの一つですが、水分や油分を含まないという特徴があります。天然の鉱物(ミネラル)でできているため、刺激が少なくて肌に優しく、敏感肌の方にも安心です。

化粧を落とす時にもクレンジングを使わずに落とすことができるため、肌トラブルの改善にも役立ちます。ただ、油分が含まれていないため、化粧崩れしやすいという点もあるため、ミネラルファンデーションを選ぶ時はカバー力を考慮して選んでいきたいところです。

カバー力が高いリキッドファンデーションは脂性肌には不向き?

リキッドタイプのファンデーションは油分を多く含むため、肌にぴたっと馴染み、カバー力の高さには定評があります。そのため、化粧崩れが気になる脂性肌の方も、リキッドタイプのファンデーションが気になる方も多いでしょう。

しかし、リキッドファンデーションは油分が皮脂の余分な脂と混ざってしまうため、脂性肌の方では結局化粧崩れを起こしやすくなってしまいます。そして、肌に皮脂の多い状態はニキビなどの原因ともなってしまったり、油分をしっかりと落とすために強力なクレンジングを使い、さらに肌の状態を悪化させてしまうことにもなりかねません。

ただ、リキッドファンデーションの中にも皮脂コントロール効果の高いファンデーションも開発されているので、余裕があれば色々試してみるのもいいですね。その際、肌質に合わないと感じたら、使用を中止した方が無難です。

そして、どんなタイプのファンデーションを選ぶにせよ、ファンデーションを塗った後はしっかりと落として保湿をすることを心がけ、肌の状態を保っていきましょう。

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