全身の乾燥肌には低価格で使いやすいワセリンを試してみて

乾燥肌対策

ツラい乾燥肌の悩みを解決するためには、普段から使いやすくて肌触りの良いワセリンが向いています。無香料無着色のワセリンなら、肌を潤わせて乾燥から守ってくれます。ここでは、乾燥肌の症状を和らげるために、簡単かつ効果的なワセリンの使い方を説明していきます。

塗るタイミングは入浴後がベスト

ワセリンはが肌に最も浸透しやすいタイミングは入浴後の数分間です。入浴中に程よく水分を補給した肌は、温まっていて毛穴も開いています。体温が高いほどワセリンは肌の奥までしみ込んでいくので、潤い効果が高くなります。

数分間というのは、早めに塗らないと体温が下がり、乾燥が始まってしまうからです。できれば10分以内でワセリンを全身に塗ってください。一旦、手のひらにのせて両手で擦るようにしながら伸ばしていくと均等に塗りやすくなります。

ワセリンの種類は?

ワセリンにも種類があり、そのなかで乾燥肌に塗っても安心なのは「白色ワセリン」です。白色ワセリンは不純物が少なく、無香料無着色ですから、乾燥で荒れた肌にも安心して使うことが出来るのです。

他にも天然オイルが配合された物などがありますが、肌に状態が敏感になっていると、アレルギーなどを引き起こすこともあります。余計な肌トラブルを気にせずに、心配なく使いたいなら白色ワセリンがお勧めです。薬局で市販の白色ワセリンは数百円で購入できますから、すぐに入手できるのも安心できます。

ベタつきを抑えるならパウダーを混ぜる

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ワセリンは保湿力に優れているものの、塗りすぎるとベタつきが気になることもあります。特に肌が冷えている時に使うと、なかなか浸透しないので、洋服が着られない状況もあり得ます。

気になるベタつきを抑えるには、少量のベビーパウダーを混ぜるとサラサラ感が増します。ワセリン2、ベビーパウダー1の割合で混ぜてから使えば、ベタつきが気にならなくなります。パウダーとは混ざりにくいと思われがちですが、適度な量を混ぜ合わせればちょうど良い肌触りになるので試してください。

ワセリンの重ね塗りはNG

薄く伸ばして塗ると、ワセリンはまるで肌の一部のようにしっとりと潤わせてくれます。でも、乾燥したくないからと何度も重ね塗りするのはやめておきましょう。蓄積されたワセリンが毛穴に詰まってしまうと、せっかくの乾燥肌対策が台無しになってしまいます。

肌は毛穴を常に美しく保ち、適度な水分と保護膜によって作られていくものです。保護膜の要素を担うのがワセリンですから、ベタつかない程度の量を守って塗るようにしてください。

また、時間が経つとワセリンが薄皮のように剥がれてきますが、自然に取れていくものなので、無理にめくったりしないように気をつけてください。

続けていると強い肌の層が出来上がる

乾燥によって皮膚の層が荒れていると、保湿能力が低下してしまいます。低下した肌は免役力を失い、さらに乾燥するという悪循環に陥るのです。ですがワセリンを使うと、肌の水分を逃さずにしっかりと保湿してくれますから、悪循環から抜け出せるのです。

保湿のサイクルを整えれば、自然治癒力が働いて、必ず元の美しい肌に戻ることが出来ます。ワセリンは肌の再生力を底上げさせるアイテムなので、毎日欠かさず使い続けてください。最低でも1ヶ月以上使って、肌層が完全に出来上がるまで回復を待つようにしましょう。

乾燥肌に効果があるクリームや美容液は、ネットでもたくさん紹介されています。ですが、昔から愛されてきた副作用なしのアイテムは、白色ワセリンだけです。赤ちゃんからお年寄りまで、肌質に関係なく使えるワセリンは、乾燥で疲れた肌を守り、保湿力を呼び戻してくれます。使い方は人それぞれですが、適量を小まめに塗って、健康的な肌に戻るまで愛用してください。

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