レバーを食べると痩せる?レバーの脂肪燃焼する成分とは

ダイエット

ダイエットをする為に、美味しいものを我慢して空腹にも耐え、運動も頑張っているのに、思うような結果が返ってこないのって辛いですよね。

もう耐えるだけのダイエットは卒業し、脂肪燃焼効果のある栄養素を補う事でダイエット効果を高めてみてはいかがでしょうか。独特な食感とニオイで好き嫌いの別れるものですが、実はレバーには脂肪燃焼効果のある成分が多く含まれているんですよ。

レバーに含まれる脂肪燃焼成分とは?

脂肪燃焼効果のある栄養素はいくつもありますが、レバーに含まれる成分から挙げると、ビタミンB2、B6、L-カルニチン、BCAAなどがあります。ビタミンB2は食品として摂取した脂肪を代謝する際に消費される栄養素です。

不足していると脂質の代謝がうまく行われずに、体に蓄積しやすくなってしまいます。ビタミンB6は筋肉や血液の生産にも使われるものですが、脂肪肝の予防効果もありますので、特にアルコールをよく飲まれる方は意識して摂りたい成分です。

L-カルニチンは脂肪酸を筋肉に届ける働きがあり、脂肪燃焼を助ける働きがあります。BCAAとは、バリン、ロイシン、イソロイシンの3つのアミノ酸を指すもので、筋肉の質を高め、代謝向上効果があります。

間接的にを燃焼させる成分も

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貧血はダイエットの敵だと言う事は良く知られていますよね。血行が悪く、体温も低くなるから代謝が落ちるという事ももちろんですが、血液の質が悪いと、体にエネルギーや酸素を届ける力が弱くなってしまいます。

レバーには血液の質を高めるための鉄、葉酸、亜鉛がたっぷりと含まれています。体内の酸素量が不足していると、脂肪分解酵素の働きが悪くなるため、鉄、葉酸、亜鉛を摂り、貧血症状を改善することで、脂肪燃焼効果が高まります。

パントテン酸は三大栄養素(糖質・タンパク質・脂質)の代謝を助けるとともに、血液中の善玉コレステロールを増やす働きがあります。

栄養素の代謝が高まる事で脂肪の蓄積を抑え、善玉コレステロールが増える事で血流が良くなるため、結果的に脂肪の燃焼を助ける働きがあります。

レバーを摂る際の注意点は?

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レバーは脂肪燃焼作用の高い、ダイエット向けの食材ではあるのですが、ビタミンAを多量に含む食品です。ビタミンAは脂溶性のビタミンのため、体に蓄積されやすく、摂り過ぎると後頭部の激しい痛み、吐き気、四肢の痛み、胎児の奇形などの過剰症がある成分です。

実は焼き鳥のレバー1本だけでも、1日の摂取量を超えてしまうだけの量が含まれています。ですがビタミンAは1日の摂取量ではなく、1ヶ月の平均でとらえるべきものなので、レバーを2~3本食べてしまったからと言って、過剰症がでるようなものではないので安心して下さいね。

レバーは毎日食べるのではなく、月に数回、少量を食べる程度でもしっかりダイエットへの良い効果が得られます。正しく血抜きをされた新鮮なレバーは、臭みも無く美味しいものですが、どうしても苦手な方は、ハーブなどを混ぜたレバーペーストは食べやすいのでおすすめですよ。

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