カロリーを抑えるだけのダイエットは、筋肉量や代謝の低下からリバウンドしやすくなる上に、肌トラブルも起こしやすいので、ダイエット中でも体に良い物を摂りたいですよね。
「リバウンドしないでキレイに痩せたい」そんなダイエッターの強い味方になってくれる納豆。健康的に痩せるために不可欠なたんぱく質を多く含んでいて、発酵食品のため健康へのよい効果がたくさんあります。
意外と知らない納豆の効能
納豆でよく注目されるのは、タンパク質の多さ、食物繊維の多さ、大豆イソフラボンくらいですよね。実は納豆には脂肪燃焼作用があるってご存知でしたか?
大豆たんぱく質には、脂肪細胞から分泌されるアディポネクチンを増やす働きがあります。アディポネクチンには脂肪酸を燃焼させる作用、インスリン受容体の感受性を高める作用、血糖値を下げる作用、血液サラサラ効果もあるんですよ。
脂肪を燃焼すれば当然ダイエットにもなりますし、血液がサラサラになれば代謝も上がり、消費カロリーが増えて太りにくくなりますよね。
ダイエット目的ならひきわりは避けて
好みの問題で譲れないというのならともかく、特別拘りがないようなら、納豆は「ひきわり以外」を選びましょう。
納豆に含まれるポリアミンは細胞を活性化させる働きがあるため、新陳代謝が活発になり、消費カロリーが高まりダイエットに、ターンオーバーを促進して美肌に、細胞の老化を防いでエイジングケアにも役立ちます。
そんな嬉しい作用のあるポリアミンは、ひきわりにする製造過程で減少してしまうと言われていますので、粒タイプの納豆を選ぶようにしましょう。
脂肪燃焼作用を高める食べ方は?
普通にご飯のお共に納豆を食べるだけでも良いのですが、どうせなら納豆の効果を最大限に活かした食べ方をしたいですよね。
食べる直前に冷蔵庫から取り出したものよりも、常温で30分ほど置いたもの、食前に50回ほどよく混ぜた物の方が、ポリアミンの含有量が増えると言われています。
タレを加えると塩分の影響で醗酵が止まり、ポリアミンが増えなくなってしまいますので、タレを加えるのは納豆をよく混ぜてからにしましょう。代謝を高める作用のあるネギやショウガ、カプサイシンと乳酸菌の効果も期待できるキムチを加えるのも良いですね。
納豆はいつ食べる?
基本的にいつ食べても問題はありませんが、体脂肪の気になる方は活動量の増える日中を意識して朝食に、むくみや肌荒れ、血液ドロドロが気になる方は夕食に食べると良いかも知れませんね。
便秘がちの方は朝食時がお勧めです。納豆菌には腸内の乳酸菌を増やす働きがあるので、食物繊維と併せて腸内環境の改善効果も期待できますし、腸内環境が良くなれば、代謝も高まり、脂肪燃焼効果も高まりますね。
もちろん運動時のタンパク質補給や間食かわりに食べるのも良いですよ。イソフラボンを摂りすぎるのも副作用があるとかで良くないという研究報告もありますが、納豆のパックを1日に1つ食べるのは大丈夫な量だということです。
満腹感を得やすいからと納豆を朝昼晩と3回も食べるのは過剰になりすぎるかもしれませんので注意しましょう。
キレイに痩せたいなら納豆を食べよう
どうしても納豆の臭いやネバネバが苦手というのであれば、無理して食べるとストレスになってしまうのでお勧めできませんが、キレイに痩せたければ納豆を食べるようにしましょう。
納豆には筋肉量を増やす為のタンパク質、脂肪燃焼作用のある成分、美肌作用のある大豆イソフラボン、代謝を高めて基礎代謝アップ、細胞細胞の活性化でエイジングケア、ぽっこりお腹もすっきりさせる便秘解消効果があるのですから。
納豆の力を最大限に活かす為には、30分ほど常温に置き、食前によく混ぜてから味付けをし、代謝アップ効果のある薬味を加えて食べましょう。
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