ダイエットの強い味方トマトを食べて体脂肪を燃焼させる!

ダイエット

「トマトが赤くなると医者が青くなる」というのは有名なことわざです。トマトにはそれだけ豊富な栄養素が含まれているのですが、それだけではなく脂肪燃焼の効果もあると言われています。

ダイエットをしたい、脂肪燃焼をさせたいと思う人はトマトを毎日の食生活に上手に取り入れれば、より健康的に美しくなれるのです。トマトが脂肪燃焼に効果的な理由と、効果的に摂取するコツについては以下の通りです。

トマトの中性脂肪値を下げる効果とは

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トマトが脂肪燃焼に効果的であると一躍広まったのは、2012年に京都大関係の研究チームにより発表された研究結果によるものです。

これによると、メタボリック症候群を改善する為の研究を続けた結果、「トマトには直接的に脂肪燃焼の効果が見られた」ということです。

メタボリック症候群は脂質異常により中性脂肪が増加して起こるもので、生トマトならば1度に2~3個、トマトジュースならば1回に200ミリリットル摂取すれば良いとのことです。

今まではトマトを食べると、トマトに含まれるビタミンやミネラルにより身体の代謝機能が促進されて、消費カロリーが増える為に脂肪燃焼に繋がる、という間接的な理由によるものでした。しかし、この発表のお蔭で空前のトマトブームが起きることになったのです。

アメリカでのマウスを使用した実験では血中の中性脂肪が3割減少し、血糖値も2割下がったということです。また、脂肪燃焼に大きく関わる直腸の温度も0.5度上がっているということで人間のダイエットにも有効と考えられています。

実際にトマトを毎日食べるようになってから、ダイエットしていないのに数キロ体重が落ちたという体験談も目にすることがあります。

リコピンの効果、働き

以前からトマトに含まれる「リコピン」は脂肪細胞の働きを抑える働きがあることも知られていましたので、体脂肪を減らすには一石二鳥の効果があることになります。

リコピンはカロテノイドの一種で、トマトだけでなくスイカなどにも含まれている赤い色素のことです。強い抗酸化作用があるので癌などのあらゆる病気の原因にもなる活性酸素からのダメージを減らすことができます。脂溶性なので料理してからのほうが吸収されやすいのが特徴です。

トマトの効果的な摂取方法と食べる量

脂肪燃焼をさせる為にトマトを摂取しようと思ったら、上記の研究結果に沿った量を食べるのが基本です。トマトは1個約150グラム程のものを1食につき2~3個、ミニトマトならば20個、トマトジュースはコップ1杯が目安ですが、これを3食食べるのは容易ではありません。

生トマトとジュースに分けた方が飽きずに続けることができます。トマトを食べるタイミングは、食事の前が基本です。食前にトマトを食べることで血糖値が急激に上昇するのを防ぐ効果も期待できますよ。

また、リコピンを飽きずに毎日、摂取するには加熱したトマトだったり、ビタミンCや酵素も取りたい場合には生トマトなど、調理法を変えることでより効率的に栄養を摂取することができます。

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トマトはイタリアン食材として幅広く使用されていて、女性に大変人気の食材です。生トマトは苦手、という人でも調理することであっさりと食べられることもあるので、色々なレシピを研究しましょう。

大玉、中玉のトマトよりもミニトマトの方がリコピンが多いので意識して摂るようにするといいでしょう。
リコピンの量(100g/中) 普通のトマト 210mg、ミニトマト 290mg

リコピンを効率的に摂取するのに有効なトマトジュースはトマトの栄養が濃縮されていてダイエットへの効率もアップできます。注意点としては、販売しているメーカーや種類によって塩分が含まれたものもあります。

ダイエット中はできれば塩分を多く摂らないほうがいいので、無塩のトマトジュースを選ぶようにしましょう。1日の塩分摂取量よりもちょっと控えめになるくらいに意識すると、塩分によるむくみも起こらず痩せやすくなります。
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